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はじめに | |||
「はなしの名どころ」は,落語が載っている本をデータにまとめ,落語地名を紹介するサイトです. |
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はなしの名どころ | 戦後落語速記リスト | ||
圓朝地名図譜 | 戦前人情噺・長編噺リスト | ||
上野下野道の記 | 絶滅危惧落語リスト | ||
もっと詳しい説明 | 三遊亭圓朝作品のあらすじ | ||
談洲楼燕枝作品のあらすじ | |||
法論石 懸腰寺床下 |
いままでにも,落語紀行に関する書籍は何回も出版されていますし,新聞のコラムにも連載されてきました.ここで紹介するのは,戦後出版された書籍や戦前の人情噺に登場する落語地名について,データとしてまとめるとともに,現地を実際に訪れた時の写真を示したものです.上の写真の隅の方を見て下さい.実際に訪れてみると落語地名との決定的な出会いがありました.
落語の中には,「三人旅」のような旅ネタで,「源平」のような地噺で,「弥次郎」のようにホラ話でとさまざまな噺で地名が現れます.さらには,"鳴海の浴衣","九谷焼"のような特産品,"清水の舞台から飛び降りたつもりで","恐れ入谷の鬼子母神"といった比喩やシャレにも使われます.明治の巨匠 三遊亭圓朝の人情噺のように実地調査に基づいた克明な地名の記述もあります.
そこで,三遊亭圓朝作品の地名を紹介する「圓朝地名図譜」,同じく明治初年の日光紀行文「上野下野道の記」,それ以外の東京・上方落語地名「はなしの名どころ」の3部構成で落語地名を案内しました.三遊亭圓朝とならぶ明治の大家,談洲楼燕枝の作品や,演じられることが少なくなった「絶滅危惧落語」についても紹介しています.
全国の掲載を終えた今,楽しみは旅のプラン作りとその実行中にあると感じています.落語速記は今も続々と出版されていますので,旅に終わりはありません.気が向いたら時々訪れてみてください.どこかが新しくなっているはずです.
また,興味をお持ちの方,さらに詳細な説明を必要とする方は,もっと詳しくをご覧ください.
最後に,宣伝になって恐縮ですが,管理人である私も,全国の落語名所の探訪記,『落語九十九旅』(岩波書店)を出版させていただきました.珍しい落語,知らない場所についても書かれていますので,お手にとっていただければ幸いです.
・データ (2024年11月1日現在) | ||
2000年までの対象書籍 | :571冊 | |
対象話数 | :6945題 | |
再刊・2001年以降の書籍 | :926冊 |
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