高知県 
| 高知県 | ||
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 はなしの名どころ |
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| 馬立（まだち）ヨリ立川 川の上二日路駕籠にて川口三十里 知己（ともだち）之話しに高智（こうち）に至ん （話之種） 『円朝全集』 別巻二，岩波書店 (2016) |
| 地点名 | 出典と登場回数 | 位 置 | 備 考 | 写真と撮影年 | |||
| 立川 | たちかわ | 話之種 | 長岡郡大豊町立川下名・立川上名 | 多度津から金比羅に渡ると題する「話之種」のメモ．立川（たじかわ）．愛媛県の馬立から，土佐北街道笹ヶ峰峠を越え，高知県に入ったところ．土佐街道の要所で，土佐藩参勤交代の宿所となった立川番所書院が残っている．寛政年間に建てられた番所は，明治に旅人宿となった後，修復されて今に至っている．藩主の寝所が一段高くなった書院造りで，国重文．内部拝観有料． "田戸津より汽船にて馬立ヨリ立川"（話之種） |
旧立川番所書院 |  |
2020 |
| 本山 | もとやま | 話之種 | 長岡郡本山町 | 「話之種」では，別子銅山からいきなり山越えして土佐の本山に飛んでいる．前項の土佐街道立川を通ったか．現在も本山町．山上にある本山氏の居城は，長宗我部氏に落とされた．城跡から見下ろした町には，土居屋敷跡や大原富枝文学館，モンベルのアウトドアアクティビティ拠点などがある． "銅山を見物して土州本山に往く"（話之種） |
本山城址 |  |
2020 |
| 臼 | うす | 話之種 | 高知県か | 本山の次に出てくる地名．不明． "臼土産を贈る所"（話之種） |
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| 吉川 | よしのがわ | 話之種 | 徳島県・高知県 | ルビがふられているように吉野川のこと．本山のある高知県から三好を経て東に向きを変え，徳島へ注いでいる．臼の近くらしく，徳島の風景ではなさそう．本山の上流には，四国最大の早明浦（さめうら）ダムがある．下流の大歩危小歩危（おおぼけこぼけ）の奇勝は，一大観光地． "吉川の景色最も好し"（話之種） |
吉野川 |  |
2020 |
| 高知 | こうち | 話之種 (他 東京1件) 全1件1題 | 高知市 | 金比羅道のメモのはずなのに，高知がゴールの説明になっている．月の名所の桂浜に行ってみた．龍頭岬では坂本龍馬像が海をにらんでいる．孤高の龍馬の後ろに，中岡慎太郎と武市半平太像を設置する計画は，龍馬ファンの猛反発にあって，高知駅前で実現した． "知己（ともだち）之話しに高智に至らん"（話之種） |
桂浜 |  |
2020 |
掲載 200801／最終更新 240201