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高知県   
 高知を出まして、高岡という町外れに茶店がある。前が小川の流れ、そこで、昼飯代わりに稲荷寿司を親子が食べた。
 (林家正蔵(8) 「めだか」)
  伊藤清,『八代目 林家正蔵 正本芝居噺考』,三一書房(1993)
 
地点名 この1題・登場回数 位 置 備 考 写真と撮影年月
高知県 お目見え(講明治大正7:25) 1件1題 (東京1件) 高知県 高知県が舞台となる落語速記はきわめて少なく,彦六の正蔵の1件のみ.
"御門には高知県士族従何位某と書いた表札が打ってある"(お目見え)
     
土佐 うし相撲(角川中島らも2:12) など 9件9題 (東京7件, 上方2件) 高知県 旧国名.高知県の全域.
"土佐でとんでもない大物をばスカウトしてきた"(うし相撲)
     
高知 めだか(三一正蔵芝居噺:06) 1件1題 (東京1件) 高知市 妻で有名な山内一豊の居城.大手門を除き,宝暦年間に再建.高知の名物は,鰹のタタキに皿鉢(さわち)料理.
"高知へ来て、町中のいい士族の、屋敷を買い取って、宿屋をしょうてんですから"(めだか)
高知城大手門 0003
はりまや橋 ゴルフ 夜明け前(レオ三枝2:10) 1件1題 (上方1件) 高知市はりまや町1〜帯屋町1 架橋した豪商播磨屋宗徳にちなむ名前.幕末安政期に僧純信が娘に簪を送った.土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た♪よさこいよさこい.全国区の知名度だが,車道の脇に赤い欄干の模擬橋が置かれていただけだったため,日本三大がっかり名所にされた.1993年に写真のように橋らしく直された.昔のがっかりを追体験したかったら,地下のギャラリーへ行け!
"土佐〜の〜ォ 高〜知のォ はり〜まや〜橋で"(ゴルフ 夜明け前)
懐かしのはりまや橋 1006
高岡 めだか(三一正蔵芝居噺:06) 1件1題 (東京1件) 土佐市高岡町 以下2項目は,彦六の正蔵が演じた新作芝居噺「めだか」1件に登場.「めだか」は,親子の情愛を描く噺.零落した父子が須崎へ向かう途中,高岡の小川で休んでいると,なけなしの金で買ってやった麦わら帽子で息子がメダカをすくう.最後に,高知の遠花火を見やる場面で書き割り道具が使われる.高岡は現在の土佐市の中心部で,朝倉駅からバスで20分.噺には特定の川の名は出てこない.
"高知を出まして、高岡という町外れに茶店がある。前が小川の流れ"(めだか)
高岡火渡川 1006
須崎 めだか(三一正蔵芝居噺:06) 1件1題 (東京1件) 須崎市 浜本浩の小説を芝居噺にした,「めだか」1件に登場.須崎の浜には,幕末,土佐藩の砲台が据えられた石垣跡が残る.国史跡.火薬室を埋めたところの石組みが他と違っていると教えられた.
"土佐の海岸に、洲崎という港がございまして"(めだか)
土佐藩須崎西砲台跡 0509

掲載 030820/最終更新 150816

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