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はなしの名どころ
操競女学校-お里の伝(あらすじ)
 ぢやァ是から何處かへ連れて往きませう、御城下へでも往つて見ませうか、金比羅さまへ參詣に往きますか。
 (「操競女學校 お里の傳」)
  鈴木行三編,『圓朝全集』 第十一巻,春陽堂(1927)
 
地点名 出典と登場回数 位 置 備 考 写真と撮影年
丸亀 まるがめ お里 (他 東京1件) 全4件2題 丸亀市 讃岐丸亀藩6万石.「お里の伝」の時は,2代京極備中守高豊.扇の勾配を持つ石垣の上に建つ天守閣は国重文.
"讃岐の丸亀で六万三千石お取り遊ばした京極備中守様の御家中に、尼ヶ崎幸右衛門という方がありましたが、ごく下役で"(操競女学校-お里の伝)
丸亀城 2020
丸亀:燈籠 とうろう 塩原の怨霊 全1件1題 丸亀市西平山町 丸亀駅からそばの新堀湛甫に立つ青銅製の金毘羅講燈籠.天保9年の建造で,この燈籠のみ戦時供出を免れた.最高額の80両を寄進した塩原太助の名が大きく刻まれているため,太助燈籠と呼ばれる.
"どういふ都合でありましたか、琴平まで参りませんで、只今以て丸亀に此の燈籠はございます"(塩原の怨霊)
太助燈籠 2016
多度津 たどつ 話之種 (他 東京1件) 全1件1題 仲多度郡多度津町 田戸の津とあるのは,多度津のこと.金刀比羅宮参宮上陸ルートの一つで,かつては多度津桟橋から琴平参宮電鉄が通っていた.桜川沿いには武家屋敷,海岸近くには旧多度津駅がある.多度津を見下ろす桃陵公園には,日露戦争に出征する息子を見送った"一太郎やぁい"の像が,今も港に向かって手を振っている.
"田戸の津之通船にて四国之金比羅に渡る道の記"(話之種)
多度津港を望む 2020
金刀比羅宮 ことひらぐう 牡丹, お里 (他 東京46件, 上方15件) 全63件32題 仲多度郡琴平町琴平 讃岐の金比羅さん.延々と続く石段の上に社殿がある.石段頂上の本社から見る讃岐富士は見事.
"じゃァこれからどこかへ連れて往きましょう、御城下へでもいって見ましょうか、金比羅さまへ参詣に往きますか"(操競女学校-お里の伝)
金刀比羅宮本社 2010

掲載 031030/最終更新 200801

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