四国地方 |
地点名 |
出典と登場回数 |
位 置 |
備 考 |
写真と撮影年 |
四国 |
しこく |
粟田口, 名人く, 鶴殺, 初島 (他 東京44件, 上方14件) 全62件42題 |
徳島,愛媛,香川,高知県 |
四国を舞台とする圓朝作品は,「操競女学校 お里の伝」しかない.ほかはすべて,「話之種」と題する圓朝自身の雑多なメモに書かれた四国の道中案内になる.
"十返舎一九は、幾たびも上方や四国へ参らんければ、あの通り言葉から土地のありさまがくわしく知れる訳には参りません"(名人くらべ) |
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四国霊場 |
しこくれいじょう |
粟田口, 皿山, 草三 (他 東京7件, 上方19件) 全29件14題 |
徳島,愛媛,香川,高知県 |
四国全域にわたる八十八ヶ所霊場.うち立江寺,弥谷寺,善通寺,八栗寺,志度寺が落語に登場.
"五平は罪滅ぼしのため四国西国へ遍歴に出ることになり"(菊模様皿山奇談) |
四国霊場結願所医王山大窪寺 |
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2010 |
徳島県 |
徳島 |
とくしま |
話之種 (他 東京20件, 上方3件) 全23件8題 |
徳島市 |
多度津から金比羅に渡ると題するこのメモを読み解くことはできない.タイトルにもかかわらず,なぜか大阪から徳島へ船で渡り,別子銅山に向かっている.徳島は,「傾城阿波の鳴門」順礼お鶴の出身地.阿波重郎兵衛屋敷で,毎日,文楽の実演が行われており,順礼歌の段は定番.
"大坂より汽船に乗 阿波国徳島上陸して"(話之種) |
順礼おつる,お弓文楽人形 |
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2016 |