東北地方 |
地点名 |
出典と登場回数 |
位 置 |
備 考 |
写真と撮影年 |
奥羽 |
おうう |
蝦夷な (他 東京3件) 全4件4題 |
東北全県 |
陸奥国と出羽国.
"遂に奥羽北陸の戦争となり、続いて海軍奉行の榎本鎌次郎氏を頭として幕兵の脱走と相成りました"(蝦夷なまり) |
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陸奥 |
むつ |
蝦夷な, 福禄寿, 八景 など (他 東京48件, 上方4件) 全67件44題 |
青森,岩手,宮城,福島県など |
旧国名.明治以後数国に分割.圧倒的に奥州の用例が多い.
"実はのお母ァ己は奥州路をへめぐっていたが、虫が知らせるか急に親父やお前に会いたくなって江戸に帰ってきたが"(小雀長吉) |
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南部 |
なんぶ |
蝦夷な, 多助 (他 東京22件) 全24件18題 |
青森県,岩手県,秋田県 |
青森県東部,岩手県北部が主体.三春南部と併記される.
"家には酉蔵という南部産まれで二十歳になる力の強い男"(蝦夷なまり) |
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青森県 |
地点名 |
出典と登場回数 |
位 置 |
備 考 |
写真と撮影年 |
津軽 |
つがる |
江島屋, 蝦夷な (他 東京3件) 全5件5題 |
青森県 |
青森県の西部.仙台者=言葉が鼻にかかるという認識が,「お杉お玉」のサゲ.
"おまけに津軽生まれと来ていて、言葉が鼻にかかってちっとも分かりやせん"(蝦夷なまり) |
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青森県 |
あおもりけん |
替紋 (他 東京4件, 上方3件) 全8件7題 |
青森県 |
"これは松平肥後様の御家来で、若いうちにさんざん道楽をいたし、青森県の方にお出でがありまして、ちょうど函館の戦争に出逢って危い処を免れ"(松と藤芸妓の替紋) |
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青森 |
あおもり |
蝦夷な (他 東京19件) 全20件15題 |
青森市 |
青森県の用例も含む.落語では新作が8件あり,古典では出にくい地名.
"陸地を修行しながら奥州を巡り、青森から函館に渡り、峠下村の一行庵に帰着いたしました"(蝦夷なまり) |
青森桟橋と八甲田丸 |
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2009 |
恐山 |
おそれざん |
皿山 (他 東京10件) 全11件2題 |
むつ市大畑町 |
円通寺・菩提寺の山号,かつ一体の山名.拝観有料で冬季は閉鎖.4つの木造浴場がある(別浴もあるのでコンプは無理).地獄から宇曽利湖の極楽浜へ周回するコース.イタコの口寄せもあり.
"のぶすまに両三度出会った時は怖いと思ったね。ど何処で。南部の恐山から地獄谷の向こうへ抜ける時だ"(菊模様皿山奇談) |
恐山地獄谷あたり |
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2005 |
地獄谷 |
じごくだに |
皿山 (他 東京10件, 上方1件) 全12件6題 |
架空 |
恐山の山中の設定.菩提寺の境内も地獄谷や賽の河原と呼ぶ.
"のぶすまに両三度出会った時は怖いと思ったね。ど何処で。南部の恐山から地獄谷の向こうへ抜ける時だ"(菊模様皿山奇談) |
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弘前 |
ひろさき |
後日譚(岩波) 全1件1題 |
弘前市 |
圓朝全集の「塩原多助後日譚」には出てこない.弘前城は東北で唯一天守が残る.
"津軽家は代々奥州津軽郡弘前において十万石御領し"(鹽原多助後日譚) |
弘前城 |
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2004 |