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外国語作品        出版社順
Sociocultural Dimensions of Language Use,Academic Press (1975)
Пионовый Фонарь,Художественная Литература (1976)
Ko home und Bunshichi mottoi,OAG (1988)
Rakugo, the Popular Narrative Art of Japan (1990)
Die Erzählkunst des Rakugo (1992)

Die Päonienlaterne,Gustav Kiepenheuer Verlag (1991)
RAKUGO,Philippe Picquier (1993)
Rakugo 31,26巻,私刊 (2000~08)
Rakugo 31,5巻,SECTOR88 (2009~10)

世界を笑わそ!,研究社 (2001)
英語落語で世界を笑わす!,研究社 (2008)
英語で小噺!,研究社 (2009)

桂かい枝の英語落語コレクション,DHC (2007)
桂かい枝の英語落語,3巻,汐文社 (2010)

はじめての英語落語,国際語学社 (2011)
La lanterna delle peonie,Marsilio Editori (2012)
誰でも笑える英語落語,新潮社 (2013)
荻野アンナのフラふら落語,NHK出版 (2014)
英語DE落語・動物園,鈴木出版 (2015)
桂かい枝のLet's英語落語!,教育出版 (2016)


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 200. Sociocultural Dimensions of Language Use,Academic Press (1975)  ☆
 190. Rakugo 31,26巻,私刊 (2000~08)  ☆
 190. Rakugo 31,5巻,SECTOR88 (2009~10)  ☆

 『Rakugo31』は,CDケースのようなプラスチックケースに収まるユニークな形状.Heiyo Nagashima編,Keith Holeman訳.1冊で1話を収め,アイスクリームさながら31通りの味を楽しめる.Break into the Pawn Shop(つづら泥)は,泥棒噺らしく原稿がなくなってしまい,あらすじのみ.代わりにCommentary:Rakugo Worldを収める.装丁は美麗,ネイティブなので当然とはいえ英訳もすばらしい.
 Sociocultural Dimensions of Language Useには,Mary Sánchesの論文 Falling Words: An Analysis of a Japanese Rakugo Performanceを収める.「道具屋」を訳して,何がおかしいのかを考察している.難しくて理解できなかったが,日本語の論文では見たことのない切り口.

分類 Academic Press
Sociocultural Dimensions of Language Use
記載された演題 統一した演題 記載された演者
T Academic英語:1 The Antique Store ドウグヤ 桂伸治

分類 Rakugo 31 記載された演題 統一した演題
T 私刊31英語01:1 Senki Bugs センキノムシ
XTX 02:1 The Fox of Oji オウジノキツネ
T 03:1 Under the Tree イチガンコク
XTX 04:1 The Mirror マツヤマカガミ
K 05:1 The Dream テングサバキ
XTX 06:1 As You Like It オミタテ
XTX 07:1 A Yawn Teacher アクビシナン
XKX 08:1 Making Mochi Cake シリモチ
XTX 09:1 Thanks to a Thief シメコミ
XTX 10:1 The Furoshiki フロシキ
XTX 11:1 A Carelessness Warrior ソコツノシシャ
XTX 12:1 Who am I? ソコツナガヤ
XTX 13:1 The Ghost in the Cooking Stove ヘッツイユウレイ
XTX 14:1 An Expert for Eating Soba ソバノハオリ
XTX 15:1 The Sake Competition タメシザケ
XTX 16:1 What You do, "When I Die?" カタボウ
XTX 17:1 The Questions and Answers in Silence コンニャクモンドウ
XTX 18:1 Give Me a Half Cup of ... モウハンブン
XX 19:1 Break into the Pawn Shop ツヅラドロ
XTX 20:1 An Emperor's Poem ストクイン
XTX 21:1 I Found My Enemy! ヤドヤノアダウチ
XTX 22:1 The Lottery ヤドヤノトミ
XTX 23:1 The Saint Confucius said ... ウマヤカジ
XTX 24:1 Oh My Son! キンジツムスコ
XTX 25:1 A False Fortune-Teller オミキドックリ
XTX 26:1 I'm Afraid of Manjuu マンジュウコワイ
XKX 27:1 The Sweetest Bureau カイリョウゼンザイ
XTX 28:1 The Test of Acupuncture タイコバラ
XTX 29:1 A Medicine for Internal Use ニバンセンジ
XTX 30:1 A Globefish-Soup フグジル
XTX 31:1 At Cherry Blossom Festival ハナミノアダウチ


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 189. Ko home und Bunshichi mottoi,OAG (1988)  ☆
 201. Rakugo, the Popular Narrative Art of Japan, Harvard Univ. Press (1990)  ☆
 202. Die Erzählkunst des Rakugo, Iudicium Verlag (1992)  ☆


 『Ko home und Bunshichi mottoi』は,その名の通り「子ほめ」と「文七元結」の独訳を収める.ドイツ東洋文化研究協会(OAG)のミニ出版物.著者(森岡ハインツ・佐々木みよ子)は,その後まとまった英独の落語解説書を出版しており,作品は両者ほぼ共通している.巻末の落語速記一覧は,失礼ながら国文学者や評論家が片手間にまとめたようなものよりも詳細.

分類 OAG
Ko home und Bunshichi mottoi
記載された演題 統一した演題 記載された演者
T OAG独語:1 Kohome コホメ 柳家小さん(4)
T 2 Bunshichi-mottoi ブンシチモットイ 三遊亭圓生(6)


分類 Harvard Univ. Press
Rakugo
記載された演題 統一した演題 記載された演者
T Harvard英語:1 Kaen daiko カエンダイコ 古今亭志ん生(5)
T 2 Ko home コホメ  
T 3 Doguya ドウグヤ  
T 5 Sokotsu nagaya ソコツナガヤ 柳家小さん(5)
T 4 Bunshichi mottoi ブンシチモットイ 三遊亭圓生(6)
T 6 Drinking Beer for a Stake タメシザケX 快楽亭ブラック
KN 7 Robot Shizuka-chan ロボットシズカチャン 桂枝雀

分類 Iudicium Verlag
Die Erzählkunst des Rakugo
記載された演題 統一した演題 記載された演者
T Iudicium独語:1 Kaen daiko カエンダイコ 古今亭志ん生(5)
T 2 Ko home コホメ 柳家小さん(4)
T 3 Doguya ドウグヤ  
T 4 Sokotsu nagaya ソコツナガヤ 柳家小さん(5)
T 5 Bunshichi mottoi ブンシチモットイ 三遊亭圓生(6)


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 226.RAKUGO,Philippe Picquier (1993) ☆
 荻野アンナのフラふら落語,NHK出版 (2014) ☆

 "RAKUGO"は,Anne Bayard-Sakaiによる仏訳本.落語についての解説序文がついている.現在,入手不可能.日仏会館図書室で貸りたものの書影を掲載.フランス語は全くわからないのだが,「疝気の虫」で,本所の業平に住んでいる演者(志ん生(5))が蚊柱のことを言っている場面が何とかわかったので,筑摩書房の『古典落語』を底本にしていることがはっきりした.他は,同じく『古典落語』に収められた文楽(8),三木助(3),小圓朝(3),小さん(5),圓生(6)の速記.
 "荻野アンナのフラふら落語"は,荻野アンナ著.小池美穂共同執筆,Vincent Brancourt欧文監修.NHKラジオ"まいにちフランス語"への連載に,書き下ろし2作と語注を加えたもの.1話6ページのため,ストーリーは抜粋に近い.見開きの右側が和文,左側がフランス語への翻訳.対訳ではない.落語ファンで向けではなくフランス語学書.とはいえ,日本人の読者を想定しているので,殿様が目黒でニシンにかぶりつくのは滑稽すぎる.ジュテム(寿限無)は面白い.

分類 Philippe Picquier
RAKUGO
記載された演題 統一した演題
T Philippe仏語:01 L'incendie de l'écurie ウマヤカジ
T 02 La plage de Shiba シバハマ
T 03 Double suicide à Shinagawa シナガワシンジュウ,1
T 04 Les petites bêtes du senki センキノムシ
T 05 Les leçons de bâillements アクビシナン
T 06 Ne pas faire de vieux os タンメイ
T 07 Le nagaya des étourdis ソコツナガヤ
T 08 Le tambour de Kaen カエンダイコ
T 09 Le perchoir du bain public ユヤバン
T 10 La troisième année サンネンメ

分類 NHK出版
荻野アンナのフラふら落語
記載された演題 統一した演題 備考
XTX 01 La hareng de Meguro メグロノサンマ  
XTX 02 Le bol du chat ネコノチャワン  
XTX 03 Billet-blaireau タヌキノサツ  
XTX 04 Chouàlacrémophobie マンジュウコワイ  
XTX 05 La pirouette du congre アナゴデカラヌケ  
XTX 06 Ex-chien モトイヌ  
XTX 07 Télesco テレスコ  
XTX 08 Le Mont-tête アタマヤマ  
XTX 09 Indulgences オケチミャク  
XTX 10 Le médecin en été ナツノイシャ  
XTX 11 Barbiers négligents ブショウドコ  
XTX 12 L'heure des sobas トキソバ  
XTX 13 Je t'aime ジュゲムX  
XTX 14 Grands buveurs オヤコザケ  
XTX 15 Longévité タンメイ  
XTX 16 Les scribes ダイショヤ  
XTNX 17 La parure カンザシ モーパッサン原作
XTNX 18 Mari malgré lui ムリムコ  
XTNX 19 Le concours d'entrée ヨタロウノジュケン  
XTX 20 Portefeuille カミイレ  
XTX 21 Eloge des enfants コホメ  
XTX 22 Brocante ドウグヤ  
XTX 23 Tofu au vinaigre スドウフ  
XTX 24 Couper en deux ドウギリ  
XTX 25 Le deuxième porteur カタボウ  


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 世界を笑わそ!,研究社 (2001) ☆
 英語落語で世界を笑わす!,研究社 (2008) ☆
 英語で小噺!,研究社 (2009) ★
 『世界を笑わそ!』,大島希巳江著.現役の落語家の海外公演の顛末と日英対訳付き落語5席を載せる.『Rakugo31』が確定したテキストを英語口語に訳しているのに対し,こちらは,ネイティブでない日本人落語家が英語落語を演じる雰囲気がよく出ている.著者は電子書籍で「英語落語」傑作集(2003)も出している.ページも書いてないし背表紙もない,けど,なんで本と分かったんやろ.ということでリストには載せない.
 『英語落語で世界を笑わす!』,立川志の輔・大島希巳江著.シッダウン・コメディにようこそが副題.付属CDに収められた3席と台本3席,標準語の和訳つき.ライブをCDにすればよかったのに,こんなにも2人の差がつかなかったはず.
 『英語で小噺!』は,大島希巳江著.小噺と落語1席の英和対訳.CD付き.

分類 研究社
世界を笑わそ!
記載された演題 統一した演題
XKX 1 Time-Noodle トキソバ
XKX 2 A man in a Hurry ハンタイグルマ
XKX 3 The Prohibiiton キンシュバンヤ
XKX 4 Chili-tote-chin チリトテチン
XKX 5 The Zoo ドウブツエン

分類 研究社
英語落語で世界を笑わす!
記載された演題 統一した演題
XTX 1 Time Noodle トキソバ
XTX 2 Gonsuke's Fish クマノノゴオウ
XTX 3 Okiku's Plates サラヤシキ
XTX 4 Pot Mathematics ツボザン
XTX 5 The Substitute Quack ダイミャク
XTX 6 Coon Dog and a Gambler タヌサイ

分類 研究社
英語で小噺!
記載された演題 統一した演題
XTX 1 A Fire at the Stable ウマヤカジ


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  桂かい枝の英語落語コレクション,DHC (2007)  ☆
  桂かい枝の英語落語,3巻,汐文社 (2010)  ☆
  英語DE落語・動物園,鈴木出版 (2015)  ☆
  桂かい枝のLet's英語落語!,教育出版(2016)  ☆
 桂かい枝著.英語による落語の解説,"What Is Rakugo?"を含む.CD付き.
 謎が3つ.すべて真似を心がけた喜六,昼日中から夜泣きうどん屋を求め歩いたのは何故.吉本興業が版権者に連なっているのは.出版後1ヶ月で入手不能,版元カタログ落ちとは,どういうしたことか.
 汐文社のものは絵本.見開きに英和両方の文章が載る.各巻の挿絵は,たごもりのりこ,マスリラ,大谷丈明.
 『英語DE落語・動物園』は桂かい枝文,おべとも絵の絵本.日本語の下に,行ごとに英文つき.
 『桂かい枝のLet's英語落語!』は,きほん編の小噺とじっせん編の落語2席.1文ごと英日対訳.演技写真つきで英語落語の演じ方を解説.それにしても,またまたまた動物園.

分類 DHC
桂かい枝の英語落語コレクション
記載された演題 統一した演題
XKNX 1 The Ladies in Osaka ハルコトカズコ
XKX 2 The Zoo ドウブツエン
XKX 3 Time Noodle トキソバ

分類 汐文社
桂かい枝の英語落語
記載された演題 統一した演題
XKX 1:1 猫の茶わん ネコノチャワン
XKX 2:1 転失気 テンシキ
XKX 3:1 まんじゅうこわい マンジュウコワイ

分類 鈴木出版
英語DE落語・動物園
記載された演題 統一した演題
XKX 1 動物園 ドウブツエン

分類 教育出版
桂かい枝のLet's英語落語!
記載された演題 統一した演題
XKX 1 The Zoo ドウブツエン
XKX 2 The Matsuyama Mirror マツヤマカガミ


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  はじめての英語落語,国際語学社 (2011)  ☆
  誰でも笑える英語落語,新潮社 (2013)  ☆
 『はじめての英語落語』は,桂あさ吉・渡辺克義・大矢智子著.英語落語の演じ方と7席の和英落語.「書き割り盗人」のみは,桂あさ吉が訳している.「書き割り盗人」の和英実演と全席の朗読がDVDに収められている.
 『誰でも笑える英語落語』は,立川志の春著.Rakugo in Englishの副題.著者は米国の大学を卒業した立川志の輔門人.海外公演で好評だった3席のCD(2013年8月6日,赤坂)とその書き下し英文,対訳.2席が屁と小便の噺とは微妙.タイトル,装丁,ボリュームなど,もろもろにお手軽感が感じられる.

分類 国際語学社
はじめての英語落語
記載された演題 統一した演題
XKX 1 The Kakiwari Thief ダクダク
XTX 2 Shinigami シニガミ
XTX 3 To Catch a Thief テンタク
XKX 4 Foxed by a Fox ハカミ
XKX 5 'Til Death Do Us Part タツミノツジウラ
XKX 6 How Odd! チャキン
XTX 7 Shiba Beach シバハマ

分類 新潮社
誰でも笑える英語落語
記載された演題 統一した演題
XTX 1 TENSHIKI テンシキ
XTX 2 THE ZOO ドウブツエン
XTX 3 THE LIQUOR GATE キンシュバンヤ


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   Пионовый Фонарь,Художественная Литература (1976)   ☆
   Die Päonienlaterne,Gustav Kiepenheuer Verlag (1991)   ☆
   La lanterna delle peonie,Marsilio Editori (2012)   ☆
 『Пионовый Фонарь』(牡丹燈籠)は,圓朝の「怪談牡丹灯籠」のロシア語への完訳.1976年,国民文学(Художественная Литература)からの出版で,いわばロシア版岩波文庫赤帯のような扱い.冒頭の解説も奥野信太郎の文章や菊五郎の芸談を引用しており,ごく真面目なもの. 序文和訳
 『Die Päonienlaterne』(牡丹燈籠)は,Ingo Böhnによる「怪談牡丹灯籠」のドイツ語への完訳.Jürgen Berndtの解説,語注つき.
 『La lanterna delle peonie』(牡丹燈籠)は,Storia di fantasmi(怪談)の副題.Matilde Mastrangeloによる「怪談牡丹灯籠」のイタリア語への完訳.同氏の27ページにわたる作品解説.圓朝の小伝と語彙集がつく.イタリア語は全然わからないのだが,作品名・人名・地名のちょっとした間違い(江島・えのしま屋騒動,春の-舎おぼろ,久蔵・ひさぞう,依田・いだ豊前守,古河・ふるかわ,小石川・こいしがわ,柳島・やなぎじま等)が気になる.


 滝田ゆうの漫画の吹き出しを英語にしたものは,別掲.辰巳ヨシヒロの劇画の吹き出しを英語にしたものは,別掲.その他にも,落語を各国語に翻訳したものがあるかもしれないが,未見.そろそろ外国人がオリジナル落語を出版する時代が来そうな雰囲気.

   表の項目の説明

 最終更新 161201

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