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14日目     上野下野道の記 本文

 1876年9月11日
 太田〜足利



 足利で猿田船に乗るため,いったん北へ向かう.足利では知人に面会している.
  新蚊帳も匂ひのぬけし別れかな
               −足利町−


地点名 出典と登場回数 位 置 備 考 写真と撮影年月
東金井村 上野 太田市東金井 圓朝は北西へ道をしばらく取り違えて桐生方向へ向かっている.もう少し行くと曹源寺のさざえ堂      
植木野村 上野 太田市植木野 道を東へ取り直して植木野へ入る      
大町村 上野 栃木県足利市 再び栃木県に入る.以後,地点名の栃木県は省略.おなじみ弘法の石芋伝説がある.弘法大師像は天保11(1840)年 芋森神明内弘法大師像 0306
仮宿村 上野 足利市借宿町 渡良瀬川手前 女人庚申塔 0306
市場村 上野 群馬県太田市市場 鎌倉期の館門前の市場に由来するという.エノキは葉の落ちた冬場の方がよく見える 市場の大榎 9001
渡良瀬川 伊香保, 上野 全1件1題 足利市あたり 渡良瀬橋という歌があるとか 渡良瀬橋 0411
足利町 伊香保, 蝦夷錦, 孝子 など (他 東京3件) 全8件7題 足利市 足利学校の学校門は寛文8(1668)年創建.図書類は国宝 足利学校 0804
栄町 伊香保, 上野 全1件1題 足利市栄町 圓朝は栄町の知人原田与左衛門宅を訪ねる.今も住宅地.原田氏は足利銀行の創業者という 栄町 9904
法恩寺 上野 足利市今福町か 不明.二重坂に通じる麓あたり      
二重坂 上野 足利市今福町 通7の山裾から切れ込む道.切り通しから先は人しか通れず,忘れられたような道      
切通し新道 上野 足利市今福町 現在の足利−桐生道の深い切通しではなく,二重坂の切り通し.足利開鑿二重坂之碑(1878年)が建つ 二重坂の切通し 0411
石の地蔵塚 上野 足利市今福町 今の切り通しを見下ろす位置に地蔵がある.台石には宝暦十三年の銘 二重坂の地蔵尊 9001
観音坂 上野 足利市通7 通7丁目の交番と常念寺との間を登る.子安観音が安置.本文にある安永二癸乙年の観世音額が,錠のかかった観音堂内に無造作に立てかけてあるのが見えた 観音坂 9001
法源寺 上野 足利市巴町 浄土宗帝釈山法玄寺.伝北条時子五輪塔などがある.門前に流れるのは17世紀に作られた柳原用水 法玄寺 9904
石の燈籠 上野 足利市巴町 実際の棹石銘は「上野下野道の記」本文と異なる点がある.周防之産足利之住 佐々木姓古志祐庵 寛延四辛未天九月日 法玄寺燈籠 0411
雪輪小路 上野 足利市雪輪町付近 足利に城はなく,陣屋を構えた.陣屋の井戸が残っていた.足利戸田氏の紋が雪輪であるため町名となった 陣屋跡 9904
大日堂 上野 足利市家富町 真言宗鑁阿寺.足利市の居館跡に建つ.大日如来が本尊 鑁阿寺大御堂 9904
 −経路外−
大岩毘沙門 上野 足利市大岩町 足利郊外,大岩山の頂上近くにある最勝寺.日本三毘沙門天の一 毘沙門 9906
桐生 伊香保, 縁切榎, 多助 など (他 東京9件) 全14件10題 群馬県桐生市 本町に蔵造りの町並みが続き,北の外れが天満宮にあたる 桐生の町並み 9808
大間々 上野 (他 東京1件) 全1件1題 群馬県みどり市(旧山田郡大間々町) ながめ余興場は,臨官席も残る地方劇場.サスペンスドラマの撮影にも使われたりした ながめ余興場 9808

掲載 050422/最終更新 080517

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